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写真から日付の写し込みを消す

多くのフィルムカメラは、写真の隅の近くに、小さなオレンジ色や赤の数字で日付を写し込むことができました。古い家族写真をスキャンしているなら、写真の日付の写し込みを消して、それ以外の部分はそのまま残せます。ご自身の個人的な写真だけが対象です。

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サンプル

編集前
波打ち際に小さな人影が見える、夕暮れのビーチのフィルム写真。左下の端近くの砂の上に、オレンジ色のカメラの日付「2 27 ’22」が横向きに写し込まれている。
編集後
日付を消し、数字があった部分の砂を補完した同じ夕暮れのビーチ。
このフィルム写真から、オレンジ色の「2 27 ’22」の写し込みを消しました。数字があった部分にも砂の波紋が続いています。夕日と波打ち際の人影は変わっていません。
編集前
眠っている茶白の猫を写した暖かい色合いのフィルム写真。左端近くの白い毛の上に、黄色いドット文字の日付「’23年 3月11日」が横向きに写し込まれている。
編集後
日付を消し、文字があった部分の毛を補完した、眠っている同じ猫。
猫の白い毛の上にあった黄色いドット文字の日付を消し、毛を周囲に合わせて補完しました。ひげと、猫の後ろの布は変わっていません。
編集前
ビーチ写真の左下の端を拡大して切り出したクローズアップ。波紋のある砂の上に、オレンジ色の日付の数字「2 27 ’22」が横向きに写し込まれている。
編集後
消去後の同じクローズアップ。数字がなくなり、数字があった部分にも砂の波紋が続いている。
ビーチの例を拡大したクローズアップです。オレンジ色の日付の後ろにあった砂が、周りの波紋に合わせて作り直されています。

使い方

  1. 写真をスキャンまたは変換する

    プリントは、きれいなガラス面でスキャンします。代わりに iPhone でプリントを撮影した写真を使う場合は、HEIC ファイルには対応していないため、JPG に変換してください。

  2. 日付の数字を選ぶ

    検出された日付の写し込みを、消す文字としてチェックします。小さな数字が検出されなかった場合や、一部しか見つからなかった場合は、「検出漏れの文字を追加」を使い、「'98 7 14」のように、写っている通りに入力します。

  3. 適した画質で消去する

    数字が草、布、髪、水の上にある場合は、細部に向いた高画質(2クレジット)を選びます。単純な空や壁の上なら、より速い標準(1クレジット)で足ります。大きなスキャンには、有料プランで 2K や 4K も選べます。2K は高画質で5クレジット、標準で2クレジット、4K は高画質で7クレジット、標準で3クレジットを使います。そのあと「選択した文字を消去」を選択します。

  4. 隅を拡大して確認する

    比較スライダーで編集前と編集後を見比べ、そのあとダウンロードした画像を原寸で見ます。数字があった場所に、オレンジ色の痕跡、にじんだ部分、変わってしまった細部がないか確認してください。

きれいなスキャンを用意する

写真の日付の写し込みをきれいに消すには、スキャンで小さな数字がはっきり見えている必要があります。隅のあたりのほこり、傷、光の反射は、日付の一部と間違えられたり、数字を見つけにくくしたりすることがあります。

  • 始める前に、プリントをやわらかい乾いた布でそっと拭き、スキャナーのガラス面もきれいにします。
  • 数字とその周りの細部が鮮明に残るよう、高い解像度でスキャンします。
  • スキャンを JPG または PNG で保存します。14 MiB を超える場合は、JPG で保存するか、解像度を下げてスキャンし直します。
  • 代わりにスマートフォンでプリントを撮影する場合は、スマートフォンをプリントと平行に構え、均一な光のもとで撮影し、照明や窓が表面に映り込まないようにします。
  • 編集していないスキャンは、保存用のコピーとして残しておきます。

小さな数字には特に注意が必要

日付の写し込みは単純な線の組み合わせでできていて、輪郭がやわらかいことが多く、プリントのほかの部分と一緒に色あせます。明るい部分の上にあって、オレンジ色が見えにくいものもあります。検出では、まったく見つからなかったり、日付の一部しか見つからなかったりすることがあります。

数字が一覧にない場合は、「検出漏れの文字を追加」を使い、年の前のアポストロフィも含めて、見えている通りに入力します。日付の一部しか見つからなかった場合は、足りない数字を同じように追加して、日付全体が選択された状態にします。

消去したあとは、うっすらとしたオレンジ色のにじみがないか確認します。写し込みは数字の外側に少し広がることがあり、数字が消えても、そのにじみが残る場合があります。痕跡が見つかったら、高画質でもう一度消去すると改善することがあります。

日付の周りの細部を確認する

日付は、その隅にたまたま写っていたもの、つまり草、袖、柄のあるラグ、顔の一部などの上にあります。数字の隣にある細部は数字と一緒に変わることがあり、質感は、無地の部分より作り直しが難しくなります。

原寸で見比べて、隅の周りの細部を確認します。草の葉、布の織り目、顔や手の輪郭などです。大切な部分が変わってしまった場合は、高画質を試してください。

日付が顔にかかっている場合は、写真を印刷したり共有したりするサイズで、仕上がりを判断してください。目や口の周りの小さな変化は、草や葉の中の同じ変化よりも目立ちます。

よくある質問

傷、ほこり、色あせも直せますか?

いいえ。消去は選択した文字に対して働くため、画像のほかの場所にあるほこり、傷、色あせ、色ずれはそのまま残ります。そうした傷みの修復は別の作業で、写真修復ソフトや修復サービスの出番です。日付が傷やあせのある部分にある場合は、結果にばらつきが出やすくなるので、よく見比べてください。

デジタルカメラやスマートフォンで入った日付にも使えますか?

はい。日付が画像そのものの一部になっていれば使えます。デジタルカメラやカメラアプリには、画像に日付を写し込めるものがあり、それも同じ方法で消せます。ファイル情報や写真ライブラリにだけ表示される日付は、画像の中にはないので、消すものがありません。

消す前に日付を記録しておくべきですか?

はい。フィルム写真では、写し込みが、その写真がいつ撮られたかを示す唯一の記録かもしれません。スキャンをアップロードする前に、ファイル名に日付を入れるか、写真ライブラリで日付を編集できるなら、そこに入力しておきましょう。きれいにした写真を共有するときは、メッセージやキャプションに日付を添えられます。

隅をトリミングするほうがよいですか?

場合によります。日付が端のすぐそばにあり、近くに大切なものがなければ、少しトリミングするのが簡単で、痕跡も残りません。消去なら画角を保てるため、隅に人物の一部、水平線、残したいほかの細部がある場合に重要です。迷ったときは、先に消去を試してください。元の画像は「マイ画像」に残ります。

自分の画像で試してみましょう

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